オリコンによる2010年上半期書籍市場の調査結果がまとまった。総売上金額は5762.9億円で対前年同期比98.1%と微減したものの、同101.5%となった総売上げ部数と共に、前年上期(売上金額:5872.6億円、売上部数:6億4430万部)とほぼ同水準の販売実績となった。昨今は、一時代を築いた名雑誌の休刊が相次いだりと雑誌部門は苦戦を強いられているが、上半期躍進した出版社は前年に続き“ブランドムック”が好調な宝島社。出版社別最高の伸長となる前年同期比138.3%(108.1億円)で存在感を示した。
【調査結果】2010年上半期 出版社/ジャンル別売上一覧表
趣向を凝らした付録が読者の購買意欲をあおり、立て続けにヒットを飛ばす同社のブランドムック。2010年上半期本ランキングBOOK(書籍総合)部門において、3位『Cath Kidston “HELLO!”FROM LONDON』(上半期売上:39万6,927部)、4位『Cher 15th ANNIVERSARY BOX』(同37万6,529部)、6位『agnes b. 2010 spring/summer collection』(同36万3,879部)とTOP10中3作を占めた。これに伴いムック形態書籍の上半期実績も対前年度比129.7%と2桁増の669.3億円へと成長し、市場に貢献した。
出版社別にくわしく見ると、売上金額でトップを走るのは前年上期に続き講談社で479.7億円(前年同期比104.6%)。これに次いだのは、444.7億円を売上げた集英社(同107.9%)。コミックの売上比率が高く、出版史上最高となる初版発行部数300万部の記録を打ち立てた『ONE PIECE』や『NARUTO?ナルト?』など人気作品を有し、上期コミック市場における同社の売上占有率は27.0%に及ぶ。また、TOP10入りした出版社のうち対前年同期比2桁増は、宝島社のほか、学習研究社、アスキー?メディアワークス、昭文社の計4社が記録している。
ジャンル別の売上金額では、「趣味?生活?実用」における対前年同期比131.3%の大幅な伸びが際立つ。ブランドムックや上半期ミリオンヒット(103万4,952部)した『バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット 』(幻冬舎)といった美容関連書籍の好セールスが要因と見られる。
そのほか「児童書」や「コミック」、また、上海万博や昨今の韓流ブームから『るるぶ ソウル’10 』(上半期売上:4万8,274部/JTBパブリッシング)などの売上げが顕著だった「ガイド?地図」、青春小説仕立ての異色ビジネス本『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら 』(同35万5,701部/ダイヤモンド社)がヒット中の「ビジネス書」ジャンルが前年同期比2桁増となり、活況を呈した。
※調査対象期間:2009年12月28日?2010年6月27日
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引用元:sun rmt
2011年4月25日月曜日
2011年4月19日火曜日
【くらしナビ】お肌のサポーター「卵殻膜」
■精妙な自然のフィルター 化粧品に応用
鶏卵の中にある薄い「卵殻膜」が、女性にとって気になるお肌の味方になる、と注目されている。最近の研究で肌へのサポート力が明らかになり、化粧品として製品化されたのだ。
「卵殻膜」とは、卵の殻と白身の間にある0?07ミリの二層の膜のことで、主成分はタンパク質。人の肌や髪の成分に
近く、18種類のアミノ酸でできている。
セルツーボディ?ダイナミクス?ラボ(身体に劇的に影響を与える細胞研究)に詳しい東大の跡見順子名誉教授によると、「細胞というのは、いい環境をつくってやると本当にうまく、元気に働いてくれるんです」という。
人間の皮膚はコラーゲンを中心に、糖タンパク質、ヒヤルロン酸などでできている
。その中でも、肌の弾力を保つ役割を担っているのが、コラーゲンの中のIII型コラーゲンで、赤ちゃんの肌に多く含まれており、「ベビーコラーゲン」とも呼ばれている。
ところが、このIII型コラーゲン。年とともに徐々に減少してしまう。皮膚がたるみ、弾力がなくなるのはそのせいだ。
跡見名誉教授は加水分解した「卵殻膜」を使い
、皮膚細胞への影響を調べたところ、細胞が劇的に活性化。コラーゲンや糖タンパク質、ヒヤルロン酸などを旺盛に作り出したという。
「卵殻膜というのは生物が作り出した微妙で精巧なフィルター。酸素を取り込んでCO 2など有害物質を排出してしまう。ひなが細菌に侵されず、育つのもこの卵殻膜のおかげで、自然が作り出した神秘の驚くべき物質
」と跡見名誉教授。
その「卵殻膜」を使った化粧品が「アルマード?ラディーナ」。セシール(高松市)の関連会社「アルマード」が扱っている美容液だ。
「一昨年の秋に販売開始しましたが、通販とネットのみの展開にもかかわらず大変な反響」と、セシール広報室の藤田あおいさん。
小さな卵の中の不思議な力。今後も利活用が期
待できる素材だ。(小林忍)
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Bakuの夢」とコラボ
引用元:Tera rmt
鶏卵の中にある薄い「卵殻膜」が、女性にとって気になるお肌の味方になる、と注目されている。最近の研究で肌へのサポート力が明らかになり、化粧品として製品化されたのだ。
「卵殻膜」とは、卵の殻と白身の間にある0?07ミリの二層の膜のことで、主成分はタンパク質。人の肌や髪の成分に
近く、18種類のアミノ酸でできている。
セルツーボディ?ダイナミクス?ラボ(身体に劇的に影響を与える細胞研究)に詳しい東大の跡見順子名誉教授によると、「細胞というのは、いい環境をつくってやると本当にうまく、元気に働いてくれるんです」という。
人間の皮膚はコラーゲンを中心に、糖タンパク質、ヒヤルロン酸などでできている
。その中でも、肌の弾力を保つ役割を担っているのが、コラーゲンの中のIII型コラーゲンで、赤ちゃんの肌に多く含まれており、「ベビーコラーゲン」とも呼ばれている。
ところが、このIII型コラーゲン。年とともに徐々に減少してしまう。皮膚がたるみ、弾力がなくなるのはそのせいだ。
跡見名誉教授は加水分解した「卵殻膜」を使い
、皮膚細胞への影響を調べたところ、細胞が劇的に活性化。コラーゲンや糖タンパク質、ヒヤルロン酸などを旺盛に作り出したという。
「卵殻膜というのは生物が作り出した微妙で精巧なフィルター。酸素を取り込んでCO 2など有害物質を排出してしまう。ひなが細菌に侵されず、育つのもこの卵殻膜のおかげで、自然が作り出した神秘の驚くべき物質
」と跡見名誉教授。
その「卵殻膜」を使った化粧品が「アルマード?ラディーナ」。セシール(高松市)の関連会社「アルマード」が扱っている美容液だ。
「一昨年の秋に販売開始しましたが、通販とネットのみの展開にもかかわらず大変な反響」と、セシール広報室の藤田あおいさん。
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